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Channel: 世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌
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会派代表質問が終わりました。「世田谷区の”社会的検査”が国の行政検査として認められました」って、また自身に都合の良い「保坂話法」が始まりました??

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昨日(9/15)より「世田谷区議会第3

回定例会」が始まりました。

 

区長招集挨拶の後、各会派の代表質問

が行なわれましたが、トップバッター

はうちの会派「無所属・行革110番・

維新=F行革)、大庭正明議員。

 

突如、区長の招集挨拶の内容が変わる、

ということを受け(こんなことは前代

未聞です)、昨日未明まで、質問原稿

の修正をやっていました。

(壇上での質問は大庭議員ですが一緒

に質問原稿を作っていたので)

 

変更されたのは以下(下線)の部分。

 

 

何を言っているかというと、保坂区長

がテレビで「いつでも、誰でも、何度

でもPCR検査=世田谷モデル」と言い

始めたものが(無理だとわかり)、

「社会的検査」と名前を変えて、実施

しようとしているものですが、

 

その「社会的検査」が、厚労省が打ち

出してきた「行政検査」に当てはまる

かどうか?(国のお金でできるかどう

か)を、国に問い合わせたところ、

できることがわかった、というのです。

 

区長招集挨拶(画像)の最後の部分。

世田谷区が実施する社会的検査が行政

検査として実施できるようになりまし

た。

 

しかし、です。   国の補助金が出るのは「感染拡大が認   められる地域」という条件付き、です。     世田谷区は、今、感染拡大しているで   しょうか?     日々、発表される感染者の数は多いで   すが、人口割で見れば、世田谷区は23   区の中で真ん中あたり。   特に感染が拡大していると言う地域で   はありません。     新宿ならわかりますが、世田谷区のど   こに感染拡大している地域があるので   しょう??     それなのに「感染拡大」と指定するの   か?誰がするのか?   と聞いたら、「区長が判断する」との   答弁。     通常、感染症に関しては保健所長が判   断すると思うのですが、区長ですか?!       以下は、再質問に対する区長答弁です。   ↓   感染前確率という事、感染拡大地域、   地域と言うのはどこまでを指すのか?   と言う問題がある。   われわれはこういう計画を持っている。   我々の案の場合どうですか?と、8/31   に国に照会をかけた。   プール方式については、まだ国の方の   実証実験が進行中で認められていない   が、それ以外については、行政検査と   していける、と、返答を得ている。   (区長答弁ここまで)     いやいや、あくまでも、国の回答は、   「感染拡大地域であれば」という条件   をつけており、「それに当てはまるか   は貴区において適切に判断しなさい」   と言っているのであって、「国の行政   検査としていける」とは言っていませ   ん。     保坂区長の「自分に都合のよい解釈」   がまた始まった?     そうやって、区民に勘違いさせ、期待   をさせるような「保坂話法」は、もう   いい加減、やめるべきだと思います。

 

議会中継(速報版)はこちらです。

興味とお時間がありましたら、ぜひ、

ご覧ください。

  ↓

http://www.setagaya-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=5101

 

とにかく、大事なことは、

「限りある医療資源と予算を浪費する

ことは許されない。必要なPCR検査

体制を充実させつつ、より戦略的に使

う方法を見極めることが重要である。」

 

ということではないでしょうか?

そのことを行政(保坂区長)は肝に命

じていただきたい。

 

保坂区長が何がなんでもやろうとして

いる「社会的検査」がいかにムダなこ

とであるか、については、別途、述べ

たいと思います。

 

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  田中優子Twitter → https://twitter.com/setagaya_tanaka


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