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Channel: 世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌
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千代田区は動物の殺処分ゼロ!世田谷区も目指したい!(予算委員会の質疑より)

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12日(火)予算委員会の「福祉保健領域」の質疑をしました。

1、視覚障害者就労生涯学習支援センターについて

2、保育園整備について(規制緩和し、ひとつでも多く整備せよ)

3、動物行政について(殺処分ゼロを目指そう!)

※区議会HPに速報版がアップされています。 ⇒ こちら

   

東京都の動物愛護センターが世田谷区内にあることから、一般の区民の

方々は、世田谷区がやっていることだと思うことが多いのですが、動物の

引き取り、返還、譲渡、そして殺処分は、東京都の事務として行われてい

ます。

殺処分数の推移(東京都)

平成14年度    収容頭数 犬3870、猫10377 計14247       

            殺処分  犬980、猫10196 計11176

平成23年度    収容頭数 犬958、猫2330 計3288

            殺処分  犬197、猫1987 計2184

 

殺処分数の推移(世田谷区、一部推計)

平成14年度    収容頭数 犬198、猫433  計631

            殺処分 犬35、猫425 計460

平成23年度    収容頭数 犬42、猫84 計126

            殺処分 犬2、猫72 計74

 

これを見てわかるように、殺処分数はこの10年で5分の1〜6分の1に

減っています。

「動物愛護相談センター」でも、新しい飼い主を探す努力を働きかけた

上で、止むを得ない理由がある場合に限っていて、加えて猫について

は、捨てられた離乳前の猫で、親猫が育児放棄した場合に限っている、

そうです。

また、引き取った動物は、譲渡会に渡すことも行っている。その中で、

生後間もない子猫や事情のある犬などは、引き取り先を探せず、

殺処分にいたっている実態がある…、とのこと。

 

千代田区では、収容ゼロ(だから殺処分もゼロ)ということですが、

そこには、地域猫の取り組みや手厚い助成制度(去勢手術用)が

あります。

世田谷区は人口約90万人。千代田区は約5万人、18倍の開き

があります。ペットの数もケタ違いでしょう。

しかし、実際に殺処分ゼロを達成しているところがある、と聞くと

希望が持てますね。

 

最近では、ツイッターやFacebookなどで、殺処分を避けるために

引き取り手を呼びかけたりするものを見かけます。

「拡散希望」とか、「シェアお願いします」と付け加えることで、情報

がどんどん広がって行くんですね。動

物愛護相談センターでも、こういうツールを使ったらいいのに、と

思います。是非、区から都に伝えてください。

(と、質問の中で提案しました)

 

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