実は、私は、霊感商法の被害者家族です。
39年前に、母が被害に遭い、高い印鑑を買
わされ、さらに高い壷の契約までさせられ
たということがあります。
そういうこともあり、霊感商法に関しては
とても他人事とは思えません。
そこで、2022年11月28【代表質問】で、
旧統一教会による霊感商法被害者救済対策
を世田谷区でも!という内容の質問&提案
をいたしました。
以下が、母が購入させられた印鑑(実物)
です。
こちらは、ネット上に出ていたもの。
ケースの模様を見ていただければ、本当に
旧統一教会・霊感商法の印鑑と同じという
ことがわかると思います。
母は、「災が起こるという脅し」で印鑑を
買わされ、高額の壷を購入する契約も結ば
されていました。
契約するまで帰れないような軟禁状態だっ
た、と。
その、壷の契約書は、日付も支払い方法も
詐欺的な内容で、気付かずに時間が経って
しまったら、一家破産、家族離散に追い込
まれた可能性もありました。
巧妙に偽装された詐欺的な契約書でした。
我が家の場合、寸前で止めることができた
のは、消費者センターの存在を思いつき、
クーリングオフができたから、です。
区内にも、誰にも相談できずにいる被害者
は存在すると思われます。
自治体の役割として、被害の実態把握に努
め、「霊感商法被害者相談窓口」を設置・
周知し、被害者を救済する手立てをとるべ
きではないか?と、「霊感商法」被害者家
族の一人として、質問・提案しました。
↓
【答弁】
国は9月から合同電話相談窓口を設置。
11月からは「法テラス」に「霊感商法等対
応ダイヤル」を開設し、電話相談に応じて
いる。
区でも、消費者被害に遭った方々を救済す
る区の窓口として、消費生活センターで被
害者の声に耳を傾けている。
今以上に霊感商法の相談も随時受け付ける
よう、「霊感商法等対応ダイヤル」の掲載
など、ホームページを充実するとともに、
周知を図るよう努める。
政治家(市区町村)ランキング、全国 第5位 です。
田中優子Twitter → https://twitter.com/setagaya_tanaka