皆さん、『ビッグイシュー』という雑誌をご存知ですか？
このブログでも2度、取り上げたことがありますが、
1991年にロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊した
ホームレスの人の支援（救済（チャリティ）ではなく、仕事を提供し
自立を応援する事業）のための雑誌です。
日本では、平成15年に創刊し、、今年10周年を迎えたそうです。
この間、1500人近くの人が雑誌の販売に携わり、約160人が
住まいを見つけ、仕事についた、ということです。
1冊300円ですが、そのうち、160円が販売者の収入となるしくみです。
ある人は、昨年6月から始めて、1日20冊売れるようになり、月10万円
の収入になっている、ということ。
バブル崩壊、平成15年、25000人がホームレスになり、その後、国や
自治体の支援事業もあり、公園や駅の段ボールの家は減ったものの、
新たな問題として、インターネットカフェなどで寝泊まりしている人が
急増。 全国で4万人近くいると言われています。
『ビッグイシュー』事務局では、「予備軍に支援を広げたい」ということ
です。
知らない人は、駅近くの路上で彼らを見た時、「何の雑誌だろう？」と
いぶかしく感じると思うのですが（実際、私も最初はそうでした）、
実は、雑誌としても内容が充実しているんですよ。
↓ ↓ ↓
? 世界のストリートペーパー・ネットワークで日本と世界をつなぐ国際雑誌
? 時代のマイナス条件をプラスに転換し、若い世代が生きやすい社会を
つくる社会変革雑誌
? セレブからホームレスまで、誌面で多様な人生が展開する人間雑誌
? 意外性を楽しむポストエンターテインメント雑誌
今度、見かけたら、是非、手にとってみて頂けたらと思います。
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