昨日は、世田谷区議会本会議初日。
うちの会派「みんなの党・世田谷行革110番」の代表質問が行なわれました。
今回、担当は大庭正明議員。
いつもながらの秀逸な文章と内容で、保坂区政に鋭くメスを入れました。
1.せたがやがやがや館(世田谷区立健康増進・交流施設)がガラガラなことについて
いやもう、これはひどい!
大赤字の惨状たるや、いくら「オープンからまだ5ヶ月だからこれからだ」
と言っても、たった5ヶ月で5700万円の赤字を出している惨状!!
毎月1000万円の赤字。
どう考えたって、この先、取り返せるわけがありません。
この施設、皆さんの税金32億円もかけて建てたんですよ。
うちの会派は、この施設建設の議案には反対しました。
しかし賛成多数で通ってしまった。
その結果が、これです。やっぱり…。
お金だけの問題ではなく、「使われていない」「利用者がほとんどない」
「閑古鳥」…という、施設本来の目的も全く果たせていないという惨状!
区の外郭団体である「株式会社世田谷サービス公社」、こんな経営で
5年間も任せるなどおかしいと思いますし、
区立カラオケ、区立宴会場、区立レストラン、区立雀荘、区立ジム等の
「区立の娯楽施設」など必要でしょうか?!
ほかにもっと必要な施設があるはずです!
2.基本構想について
「区民意識調査」によると、基本構想について、よく知っていると答えた
人は、たったの0.7%…。
79.7%の人が、アンケートが回ってきて「初めて知った」と答えています。
つまり、区民のほとんどが知らない。
それで、議決して20年を見据えた構想を決めてしまおうなんてどういう
ことでしょうか?
「これから周知する」なんて答弁されていましたが、決めてしまってから
周知するなんて、おかしくないですか?!
区民参加を謳いながら、実は「区民不在の保坂区政」に異議あり!です。
3.区が発表する数値データについて
言うまでもなく「世田谷ナンバー」のアンケート調査の問題です。
年齢も居住年数も、答えた人があまりにも偏っていて、
“統計学的にあり得ない数字”の回答でした。
それをもってして「区民の8割の賛成に手応えを感じている」と述べて
いる保坂区長。
「区長は、統計学的にみて、8割の区民が賛成したと言えるのか?」
「統計学的に有効と言えるのか?」という質問に対して、保坂区長は
最後の最後まで、 「総合的な判断をして」などとごまかして、
「統計学的にどうか」ということには答えませんでした。
しどろもどろの“答えたフリ”しかしない保坂区長には本当にがっかり
です…。
今回の代表質問を通して言いたかったのは、「区民置き去りの保坂区政」
ということです。
そして、「やったフリ」「したフリ」「答えたフリ」…。
「巧言令色鮮し仁」ということわざが思い浮かんでしまうのは私たちの
会派だけではないと思います。
来月には決算委員会もあるので、これらの問題について、うちの会派は
まだまだ質問&追及していきます!
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