昨日は、「地方分権・地域行政制度対策等特別委員会」で、昨年竣工
されたばかりの町田市役所を視察して来ました。
入った途端、みんなで「すごい〜!素晴らしい〜!」の連発。
とにかく広い!広くてきれい!
こういうスペースって、災害時に必要なんですよねぇ〜!!
人が集まってきたり、支援物資を置いたり、けが人のトリアージなど
にも、とにかく、広い空間がないと何もできませんから。
耐震は通常の建物の1.5倍。
非常用電源の燃料は、平常時の60%を72時間、復旧できる
4万5000リットルを確保。
自然エネルギーの活用等も進んでいて、建築物総合環境性能評価で
最高ランクを認証取得。
総事業費 約150億円の財源は、基金をつかい、一般会計からの
持ち出しは無し。 防音設備として防衛省から12億円の補助あり。
※厚木基地への飛行のルートになっているため。
(別途、事前調査等6億円は一般財源)
会議室に入っても、またまた「すばらしい〜!」の連発。
マイクが各席に設置されていて、マイクのスイッチを入れると自動的に
話す人がモニターに映るようになっているのです!すごい!
議場では、議案等の賛否の採決をとるのに電子投票が使われています。
インターネットの接続は出来ないけれどパソコンの持ち込みはOKとのこと。
メモ代わりに使えるだけでもいいなー。世田谷区は持ち込み禁止です…。
市長室を見せていただきましたが、町田市と言えば日大三校!ですねー。
市役所入口にはコンビニがあって、そこには「町田市名産」の品が並んで
いました。 おせんべいやお菓子等を買ってきました。
やはり、福祉サービスの向上や、災害対策機能を考えると、世田谷区は、
築40年〜50年にもなる老朽化した庁舎のままではどうしようもない!と
改めて感じました。
「みんなの党は血税で立派な建造物を造るのは反対だと思ってました」
などという書き込みがありましたが、まさか!!
もし、「意味もなくムダに立派な建造物を造る」ということだったら、
もちろん反対です!
しかし、今の世田谷区役所は、23区でもただ一つ取り残されている
老朽化した庁舎であり、このままだと首都直下地震の際、区民を救っ
たり、すみやかに街を復興させたりすることはできないでしょう。
世田谷区の場合は、総事業費、おそらく400億円以上かかってしま
うのではないかと思いますが、、、
それでも、「区民の生命と財産を守る」行政の役割を果たすために、
災害対策がしっかりとれる庁舎にしなければならない!と、強く思い
ます。
個人的な意見としては、あまりにもローカルな「松陰神社駅」から
5〜6分かかる今の場所より、小田急線「梅ヶ丘駅」から2分の、
都立梅丘病院跡地の方が利便性が高くていいと思います。
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