昨日(区議会本会議3日目)、11名の議員で、
「解釈改憲による集団的自衛権行使容認を行わないよう求める意見書」
を議員提出議案として出しました。
内容を見ていただければわかるように、「集団的自衛権行使」そのもの
に対する賛否を問うものではなく、「閣議決定で憲法解釈を変更すること」
に反対するもの、です。
提出者はうちの会派の3名(大庭正明議員、桃野よしふみ議員、田中優子)、
「生活者ネットワーク・社民党」、「共産党」の議員11名ですが、
提出者として名前が載っている議員の他に、木下やすゆき議員(無党派・緑)、
中里光夫議員(共産党)、櫻井純子議員(生活者ネット)の3名が賛成意見
を述べ、
「民主党」(風間ゆたか議員、中村こうたろう議員、中塚やすよ議員)、
上川あや議員(レインボー)も賛成で、合計18名の議員が賛成しました。
…が、残念ながら、賛成少数で否決されてしまいました。
現在、世田谷区議会議員は46名ですが、反対したのは「自民党」、「公明党」、
一人会派や無所属の、小泉たまこ議員、ひうち優子議員、佐藤美樹議員、
青空こうじ議員、そして、反対意見を述べた末岡雅之議員(みんなの党)です。
(★印は、議場で意見を述べた会派)
国会では、公明党がどうするのか、注目が集まっています。
(なんだか妥協しそうですけれど…)
「集団的自衛権」を認めたいのだったら、「解釈会計」でやってしまおうと
いう姑息な手段ではなく、「憲法」自体を変える必要があると考えます。
そして、日本国民がそれを認めるのかどうか、きちんと国民的議論を巻き起こし、
国民に問うべきだと思います。
内閣で決定するなどあり得ない。
田中秀征さんは、
なぜ集団的自衛権行使の阻止を政局を越えて訴える政治家が現れないのか
と訴えています。
辞職、離党、除名をも覚悟して、集団的自衛権の行使を阻止しようとする
政治家がなぜ出現しないのか。政局を越えて、力の限りの肉声で、自分の
主張を発信する政治家はもう存在しないのか。
決起を決断した高杉晋作は、「いま決起する」、「1人でも決起する」と
いう決意に一瞬たりともブレはなかった。
だからこそ彼の大事業は成功したのである。
今からでも遅くはない。集団的自衛権の行使に反対する政治家は、個人と
してその主張を国民に届けるべきだ。
…と。(政権ウォッチ「野党は高杉晋作に学べ」より)
本当にその通りだと思います!!!!!
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