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Channel: 世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌
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『公益通報者保護法』見直しについて〜その2 専門調査会の報告書は“罰則導入を見送り”、これでは通報者が守れない!

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『公益通報者保護法』見直しについて〜その2、です。

12月26日のNHKニュース7によると、、、


これまでの法律は、「内部通報者を解雇するなど、不当な

扱いを禁じたもの」ではありますが、「報復に対する罰則は

なし」だったので、それでは通報者を守ることはできないと

いう反省から、罰則の導入が最大の焦点でした。



内部通報制度に詳しい拝師徳彦弁護士。

お会いしてお話を伺ったことがあります。


オリンパス社員の濱田正晴さん。

かつて内部通報をして、会社から報復された、という方です。

裁判に訴えて、一つは勝利し、一つは和解した、ということ

です。


もし、この法律に「罰則の導入」があれば、組織は報復しにくく

なるでしょうし、組織の悪を知らしめることで、社会全体を良く

していくことに繋がって行くと思います。


しかし、今回、専門調査会は、罰則の導入を見送ったのです。

「公表する」にとどめました。

これではほとんど意味がない。

内部通報者を守ることはできないでしょう。




 

内部通報(告発)がなぜ必要なのか?

それは、組織の悪を正すため、です。

そうすることで、不正が防止できたり、まともな人事評価

がなされたり、風通しの良い職場となることでしょう。


世田谷区役所とて、例外ではありません。


これまでにも、内部通報による情報を元に、裏取りをして、

おかしなことを議会の内外で正してきたことが何度もあり

ます。


おかしなことを知っている職員の方や、周辺の方、正義感

をもって、ぜひ通報してください。

 

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