昨日(6/23)世田谷区長の記者会見がおこなわれました。
新型コロナ感染状況、区民利用施設、寄附金について、等々、
いくつかの案件についての報告と質疑が行なわれましたが、
多くの皆さまが注目していたのは「特別定額給付金」だと
思います。
こちらから録画中継を見ることができます。
9分30秒〜給付金についての話が始まります。(約6分)
↓
世田谷区長記者会見中継令和2年6月23日
https://www.youtube.com/watch?v=Warkih2q_A0&feature=youtu.be
ざっと要点をまとめると、
6/19時点で、38万件(75.5%)の申請あり。
●DV関連678件 → 593件給付済み。
●オンライン3万3000件 → 2万8000件給付済み(5000件不備があり確認中)
●郵送 → 委託業者が作業を進めているがシステムを構築するのに時間がかかった。
先行して区の職員が6400件処理し、給付済み。
6/19時点でオンラインと郵送を合わせ約6万世帯に振り込み完了。
処理件数を上げるよう委託業者と交渉中。
今、こういう作業をしている、と、更にわかりやすく開示をし、
同時にピッチを上げる、両方に取り組んでいく。(引用ここまで)
もし、区長が本気だったら、もっと詳しく進捗状況を区民
に知らるように指示するはずだと思います。
先週の金曜日(6/19)からようやく進捗状況が区のHPに
開示されるようになりましたが、保坂区長の本気度が試さ
れるのではないでしょうか。
さて、私は、ここ数週間、毎日毎日、給付金のことで問い 合わせ、苦情、相談…等々に追われていますが、 この間、どれだけ担当所管と話し、要望し、改善を求めて きたことか…。 担当の職員はアップアップで本当に大変な状況にあります。 頑張っているのがわかるだけにこれ以上責めたくないです。 でも区民が怒るのは当然!!なので、私も板挟み状態…(涙) ①困っている方を優先する特別枠を設けなかったこと ②オンライン申請をすぐにやめなかったこと ③人の手当が不足していること こんなシンプルなことだけでも、給付金の振込は相当早く することができたはずなのです。 残念ながら、世田谷区長は、何一つ、しませんでした。 かろうじて、②のオンライン申請は6月12日で終了としま したが、遅すぎます。 その前に3万3000件の申請がなされており、それらを全部 目視で職員がチェックしなければならなかったのです。 そのような状況がわかった時点ですぐにオンライン申請の 受付をストップしていたら、どれほどの労力と時間が節約 できたことかと思います。 自治体によっては、トップが独自の判断をして給付を早め たり、別枠のサービスを設けたり、という努力がなされて いました。 非常時にトップの手腕が問われるとはこういうことなのだ と思います。
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